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[ Pyxis ]
ハードウェア設計コンテスト
最終レポート

8.製作


表紙
目次

1. 製作の目的
1.1 対象
1.2 問題点
1.3 解決法
1.4 略記号について

2. システム概要
2.1 設計方針
2.2 システム的機能
2.3 動作の概要

3. システム設計
3.1 演算フローの検討
3.2 数値のデータ表現
3.3 式(1-5)の判定法

4. 機能ブロックの解説
4.1 システムブロック
4.2 加算・減算回路
4.3 乗算回路
4.4 Ox:Cx生成回路
4.5 Oy:Cy生成回路
4.6 Xx:Zx2−Zy2+Cx演算回路
4.7 Yy:2ZxZy+C演算回路
4.8 Rr:Zx2+Zy2演算回路
4.9 Cn:制御回路
4.10 回路図の構成

5. タイミング設計
5.1 タイムチャートの表記法
5.2 タイムチャート

6. 使用部品

7. 実装設計
7.1 基板
7.2 レイアウト

8. 製作

9. ハンドリングソフトウェア

10. 結果
10.1 実行時間
10.2 設計目標との対比

11. 終わりに

付録1 制御信号と出力条件
付録2 タイムチャート
付録3 部品表
付録4 部品レイアウト図 (約240KB)
付録5 回路階層と機能説明
付録6 全回路図 (約1.7MB)


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 配線にはラッピングワイヤーを使用し,すべて手ハンダ,手配線で行いました.後になってネットリストから数えてみたところ,5000本以上あったようです.配線だけで半年かかりました.趣味でやっているのですから文句も言えませんが.
 写真8-1から8-4にPyxis本体を示します.

pic8-1[写真8-1]
 Pyxisの全体像.
 4枚の各基板は,上部の4カ所と下部の2カ所のMILコネクタを介して接続されている.右側の2カ所のコネクタは,2枚目と3枚目の基板を接続している.
 左上の小さなコネクタは電源供給用,左下はホストとの接続用.

pic8-2[写真8-2]
 Pyxisの裏面.
 配線材であるブルーのラッピングワイヤーが見える.すべて手ハンダによる.
 基板上で横に走っている銀のものは,グランド補強用のスズメッキ線.

pic8-3[写真8-3]
 Ox,Oy,Cn基板の裏面.
レイアウトは紙上シミュレーションして決めてあるので,繁雑になりやすい制御回路にもかかわらず配線はすっきりしている.

pic8-4[写真8-4]
 システム全景.
 下の黒いシャーシがホスト(自作8ビット機).本レポートの描画画面の写真は,このコンピュータによるもの.現在も健在です.

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