放課後の電子工作 HOME > Mandelbrot集合描画支援ハードウェア [ Pyxis ] > ハードウェア設計コンテスト 最終レポート [HTML版] > 5.タイミング設計
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タイミング設計として本章を設けましたが,具体的な回路の動作タイミングの説明については非常に繁雑となるため省略します.それに関してはタイムチャートを示すことにとどめ,ここではそのタイムチャートの表記法について説明します.そしてそれが,デバイスの実力値をあてにせず最大遅延時間に基づいたものであることにより,動作タイミングがきちんと確認されていることを示します. 5.1 タイムチャートの表記法この表記法は筆者の自己流で,従来より長く使っているものです.簡単ですが正確で便利な書き方ですので紹介します.
このように,最小遅延時間を最小時間単位に設定して導入し,その表記法と併せてそれを明示しています.わずかな工夫ですが,これにより信号の遷移状態とともに信号がいつ確定し,いつまで有効なのかがひと目でわかるようになっています.また,最小遅延時間を0でなく1/2最小目盛りとすることによって,連動している複数の信号遷移の従属関係も表現できます. 5.2 タイムチャート設計当時に作成したタイムチャートをそのまま示します. (付録2-1) (付録2-2〜2-5) (付録2-6) (付録2-7) |